極楽法要・鳴り護摩祈願祭
熊毛王国極楽法要 in三光寺
鳴り護摩とは?
「鳴り護摩」は「鳴り釜」とも言い、甑に滝場の清められた水を入れて火にかけ、その中に洗米を入れてお供えをし、神降ろしの儀式を施します。その後、釜の中から鳴り出す音響で、吉凶を占ったり或いは災禍を祓う古来より伝わる秘法です。
当山では、毎年12月に七福稲荷大明神様を御供養するにあたり「鳴り護摩」の秘法を勤修しています。
ポーーーッという不思議な音がお堂全体に響きわたります。その音は神様の声とされ、大きく響くほど良いといわれています。
「ある人の前では良く鳴るのに、別の人の前ではあまり鳴らない…
綺麗な場所では良く響くのに、不浄な場所では音が止む…」
家相や地相などを調べる際にも用いられる、神秘的な吉凶占いです。
法要終盤にはご参詣のみな様に、この音と幣を用いたお加持をさせていただきます。
ご案内
この日に参拝された際に「油揚げ」をお供えして頂いた方々には、例大祭終了後に、お供え頂いた「油揚げ」をお稲荷様からのお授け物とし、お持ち帰り頂いています。
油揚げと御志納金1,000円を納めていただいた方には、稲荷明神の特別祈願札を授与させて頂きます。
「油揚げ」をお供え頂く方は、
未開封のままお持ちください。
熨斗紙に包み、名前を入れてお供えいたします。
※熨斗紙は受付でお渡しいたします。
日 時 | 12月15日 午前10時半~ 歌唱奉納 歌手Maco(宮島観光大使) 午前11時~ 鳴り護摩(1時間程度) |
場 所 | 本堂 (10時30分前頃を目安にご来山ください) |
持ち物 | 油揚げ(事前にお店で購入して、未開封でのまま持参してください) 御志納金 1,000円 |
御祈願供養後、御供して頂いた「油揚げ」をそのままお授け致します。七福稲荷大明神様の霊験が宿りし縁起ものです、七福稲荷大明神様の御利益を頂いて下さい。
七福稲荷大明神
稲荷大明神様は、「お稲荷様」「お稲荷さん」 等と呼ばれ私達に大変親しまれた神様です。ご利益としては、「五穀豊穰」「商売繁盛」が挙げられます。
又、お大師様(弘法大師)は、京都伏見稲荷大社を教王護国寺(東寺)の鎮守様の一柱としてお祀りしていましたので、真言宗を守護する鎮守様とも言えます。
三光寺でも、このお稲荷様を「七福稲荷大明神」と称して当山鎮守の一柱として お祀りしています。